埼玉医科大学 医学部医学科 合格
永田　萌菜 さん
＞近江兄弟社中学校出身
＞アカデミーコース2020年3月卒業

私は13年前、病弱だった弟を治療してくださった医師をみて医師になるという目標を掲げました。この目標は13年間、一度も変わったことはありません。

高校入試で公立高校を第一志望としていました。第二志望で受けた近江高校に入学し、中学１年生の時から公立高校にしか行かない、と思っていたので初めはたくさん不安もありました。でも、近江で３年間、友人や先生と勉強してきたからこそ、私の目標への第一歩である、医学部に現役で合格できたんだと思っています。

アカデミーコースでは７．８時間目まで授業があり、授業の後でも遅くまで残って勉強することができるので、平日でも多くの学習時間を得ることができ、予習や復習をしっかりと行うことができます。また、朝は小テストから始まるので朝から頑張ろう、と思うこともできます。

アカデミーコースで私が１番良かったと思うのは、熱心な先生方がいたことです。質問があれば、そのために時間を作ってくださったり、問題集だけでは補えないところはプリントを作ってくださいました。また、進路のことでは最後まで相談にのってくださったり、いつもするべきことをアドバイスしてくださいました。私はそういった先生方がいたからこそ、３年間、勉強をしっかりとすることができたと思っています。また、近江のアカデミーコースに入学して、同じ目標を掲げる友人とも出会うことができました。そして、その友人は今でも一緒に努力する仲間です。他の学校でも、きっと同じ目標を掲げている人はたくさんいると思います。でも、近江に入学していなかったら、その友人とは出会えませんでした。本当に、その友人と会えたことに感謝しています。そして、医療従事者として共に人を救い、支えて行きたいと思っています。

人生の中で挫折することはたくさんあります。高校入試で、第一志望に落ちて、オープンキャンパスも来たことがなかった近江高校に入学することになったけれど、たくさんの方の支えもあり、最終的には、目標である医学部に現役で合格することができました。前期試験で一次合格は取れたところもありましたが正規合格がもらえず、やっぱり現役は厳しいと思い、浪人も覚悟していました。でも、最後の後期試験まで頑張ったおかげで正規合格を掴み取ることができました。

人生、何が起こるか分からないのです。目の前のことばかり考えるのではなく、先のことも考えてみてください。確かに、第一志望に合格するのが１番良いことです。しかし、第一志望に合格できなくても、最後まで目標を持って頑張れば必ず目標は達成できます。目標を達成できるかは、自分と努力と運次第。それは自分で掴みにいくものです。

私は京都大学の医学部にストレートで入った父と比べると天と地の差がありますが、これから６年間誰よりも努力して、父のように、そして13年間前私に医師になるという目標を抱かせてくださった医師のようになります。

『継続は力なり』

どんなことがあっても、努力することを忘れずに、最後まで自分を信じて頑張ってください。

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