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1年アドバンスコースの「総合的な探究の時間」の学習のまとめとして、各班でテーマを一つに絞って掘り下げてきた研究発表会を行いました。『睡眠と夢について』を研究した班は、仮説として「脳が疲れていて眠りが浅い時に夢を見るのではないか」と考えて調査した結果、人の脳は記憶の図書館のようなもので、寝ている間に記憶を整理し、その課程として一日3〜5個の夢を見ているということが分かりました。しかし、レム睡眠とノンレム睡眠があり、眠りの浅いレム睡眠の時の夢を記憶し、ノンレム睡眠の時も夢は見ているが記憶に残らないのはノンレム睡眠が脳を休める役割を担うためだといわれているそうです。
『利き腕の決定』の班では、仮説として「利き腕は両親から遺伝するのではないか」と考えたが、世界的に右利きが多く、90%が右利きであり国や地域によって差があったという。利き手の決定にはいくつかの説があり、①右利きが生活しやすいような環境が作られていることが影響している②遺伝説として右利きの親は右腕で頭を支えることが多く、その場合子どもの右手がフリーになることから自然とそちらを動かせる③言語能力を司るのが左脳で、左脳は右半分の動きを支配するため、幼児期に言語を覚える過程で左脳をよく使うことから右腕の動きが活発になる、など結論は一つだけの要因ではなく、未だに解明されていないそうです。
今回の学習では各班に分かれて、生徒同士が興味関心のあるテーマを出し合ってまとめ、それぞれが調査した結果をプレゼンテーションし自由に意見交換することができました。