高大連携)大学出張授業
2022.12.20

2022/11/22(火)4限目@体育館1階柔道場
講 師:高橋 佳三(たかはし けいぞう)先生

〔びわこ成蹊スポーツ大学 スポーツ学部 スポーツ学科 教授〕
最終学歴・学位/筑波大学博士課程人間総合科学研究科修了、博士(体育科学)
専門分野/スポーツバイオメカニクス、古武術
研究テーマ/野球の技術に関するバイオメカニクス的研究・古武術のスポーツへの応用

前回に引き続いて総合コース2年の「スポーツⅠ」の授業の一環で、五輪メダリストへも指導された髙橋先生より、正しい姿勢を取ることで本来の力を引き出せるという古武術の考え方の一部を御指南いただきました。サッカーや野球、陸上競技などの具体的な体の動きと照らし合わせて、スポーツバイオメカニクスという科学的な手法と古武術という感覚的な手法を合わせてフィジカルを強くするトレーニング法の一部を御紹介いただき、全身を効率よく使うことの大切さを知ることができました。来年度から、プロスペクトコース・スポーツ科学系では多岐にわたる各種専門の先生方の特別授業を開講していく予定です。


2022/11/17(木)6限目@視聴覚教室
テーマ:「スポーツを仕事にする、その現実」
講 師:林 卓史(はやし たかふみ)先生

〔朝日大学 保健医療学部健康スポーツ科学科 准教授〕
1993年春の甲子園出場(岩国高校)。慶應義塾大学総合政策学部卒。1997年に春の東京六大学野球リーグ優勝、日米大学野球選手権優勝。東京六大学通算21勝15敗。卒業後は日本生命で2002年に社会人野球日本選手権優勝。2003年から2005年まで慶應義塾大学野球部コーチ、2007年春から2015年春まで朝日大学野球部監督、2016年から慶應義塾大学SFC研究所に在籍しながら慶應義塾大学野球部助監督を歴任。

今回は、総合コース2年の「スポーツⅠ」の授業の一環として、大学の先生にお越しいただき講義体験をさせていただきました。林先生は豊富な御経験から、「人生は二刀流」だから現段階で自身の関わるスポーツのことだけを考えるのではなく、引退【トランジション(分岐点)】について具体的にイメージして将来に備えた準備【デュアルキャリア】をすることが大事で、今できる事を増やすために練習はもちろん幅広い学び(視野を広げる・調べる)や勉強が必要だと具体例を挙げながら教えてくださいました。勉強に対する刺激を受け、進路選択に向けて大学で学ぶ意義なども考える貴重な時間となりました。来年度からは、プロスペクトコース・スポーツ科学系で各種専門の先生方の特別授業を開講していく予定です。


2022/08/22(月)9:30~12:00@滋賀県立大学
本校では生徒一人一人の「豊かな人間性の向上と主体的な進路選択」を支援するため、高大連携事業の一つとして講義体験および大学探究の機会を設けています。そこで、今年度は滋賀県立大学内で、アカデミーコース1・2年生が文系(人間文化学部人間関係学科講師・中村好孝先生)と理系(工学部電子システム工学科教授・栁澤淳一先生)に分かれて受講し、学校見学までさせていただき、進路や学問に対する意識が高まりました。